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Chaotic Neutral

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知識人の大転び ― インドについて語る藤原正彦


藤原正彦の『国家の品格』に、インドでの教育の話が出てくる。

インドでは数学教育に熱心で、それゆえソフトウェア産業が発達している、という主張を、早期の英語教育に対する批判の文脈に挿入したものだ。

この論法の強引さは学術経験者らしからぬ。

確かにインドでは数学教育に熱心だが、英語教育にも熱心だし、社会には複数の言語が飛び交う。

数学に加えて、英語もまた、インドのソフトウェア産業に貢献しているに違いない。

アルゴリズムの理解には数学が必要だが、大規模なプログラムの作成には、オブジェクト指向やアスペクト指向など、語学的な能力も試される要素がある。

また、アメリカからの受注には、英語で書かれた仕様書を読み解く英語力は不可欠だ。

数学教育も必要だし、英語教育も必要なのだ。

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