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Chaotic Neutral

左にも右にもよらず、自由な生き方探し。

投資理論 ― 投資と投機


投資も投機も一般的には誤解されている。今回は、2つを箇条書き風に対比させることで、違いを語ってみる。

  • 取引市場において他の売買者を心理戦で出し抜いて利益をあげることを目的とするのは投機だ。
  • 他の人にお金を預けて増やしてもらうことを目的としているのが投資だ。

値動きの激しさとは関係がない。

トヨタもワコムも投資対象であるとともに投機対象でもある。また、巨額の投資資金が入っている銘柄には、当然、巨額の投機資金も入っている。だから、トヨタとワコムを比較して、どちらか一方がより投機的であるとはいえない。

  • 投資家は実体経済に良かれ悪しかれ大きな影響を与える。
  • 投機家は投資家が実体経済に与える影響を受け止める役割を果たす。

イラクの石油利権にこだわるのは投資家であり、投機家ではない。石油採掘業者に投資をしている投資家は、業者が利権を獲得できなければ利益を得ることができないが、投機家は数多くの市場に極めて短期間に資金を巡回させているため、ある企業やある銘柄に固執する理由がない。

  • 投資家には善人と悪人がる。
  • 投機家はどちらかといえば世捨て人だ。

気高い理想とか、悪辣な陰謀とか、そういうものを実現するには人間関係が必要だ。実際、投資家の大物はほとんどが経営者でもある。典型的な例としては、ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットあたりだ。今日書店に立ち寄ったら、ブッシュ親子の投資法という題の本が並んでいた。そう、彼らも投資家だ。

一方、ほとんどの投機家は一匹狼だ。世にいうヘッジファンドも大部分が個人ファンドであり、法人ファンドではない。

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