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Chaotic Neutral

左にも右にもよらず、自由な生き方探し。

投資理論 ― 突っ込み買いの新機軸 ― III


 割安株で利益を上げ続ける人もいますし、成長株で利益を上げ続ける人もいます。
 どちらも利益を期待できるのであれば、割安株と成長株に分散することは、投資の安全性を高めるはずです。
 メアリー·バフェットが著作に参加している『バフェットの財務諸表を読む力』には、株への投資で世界に名を知られているウォーレン·バフェットの銘柄選択の基本が書かれています。
 バフェットについての数多くの書籍と違い、『バフェットの財務諸表を読む力』では、減価償却費を経費として重要視しています。設備は劣化し、いずれは新たな設備投資が必要になるのですから、減価償却費を無視するのは非合理でしょう。
 同書では、意外なことに、流動資産/流動負債を重視していない。競争力が非常に高い会社であれば、常に潤沢な現金収入があるため、流動資産/流動負債 ≤ 1の状態でも安定し、成長を続けます。
 総合的に考えると、要は、売上高から純利益へのつながりを大雑把にとらえれば、成長株選別の客観的方法としてそこそこのものができると思います。

売上高 - 原価 = 粗利益

粗利益 - 販売および一般管理費 - 研究費 - 減価償却費 - その他費用 = 税引き前利益

税引き前利益 - 納税額 = 純利益

成長株第1条件:
純利益 ≥ 売上高 × 0.2

成長株第2条件:
過去5期に渡って売上高が毎期上昇している or
売上高が2期前より5%以上上昇し、4期前より10%以上上昇している

成長株第3条件:
売上高 ÷ 4期前の売上高 ≥ 原価 ÷ 4期前の原価 and
売上高 ÷ 4期前の売上高 ≥ 販売および一般管理費 ÷ 4期前の販売および一般管理費 and
純利益 ÷ 4期前の純利益 ≥ 売上高 ÷ 4期前の売上高

 不況下の今の日本で、これらの条件は極めて厳しい。国内上場株で、条件を満たすのは10銘柄もありません。しかし、永久保有でもいいくらいの成長株とはそういうものです。

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