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思想の中核と辺縁 ― イデオロギーと教職員の組合 ― III


日本教職員組合(日教組)のイデオロギー探しをしてみたが、学校に権限拡大要求くらいしか見つからない。意外に、日教組にイデオロギー色は薄い。

次は、全日本教職員連盟(全日教連)を見てみよう。

http://www.ntfj.net/j/opinion/kyouikukihonhou.phpから引用:

1 はじめに

全日教連は「美しい日本人の心の育成」を基本理念として、教育専門職として次代を担う子供たちのために全力で教育実践に励んできた。

2 内容について

(1)「国を愛する心」について

 教育目標の中に「我が国と郷土を愛する心」が明記されたことは評価できる。

「国を愛する心」は世界中の全ての人が共通に持つ大切な価値観の一つであると考える。

まず最初に学力を論じないところは、日教組と似たところもある。日教組が国際的な人権意識を重視しているのに対し、全日教連の考えは明らかに偏向している。「「国を愛する心」は世界中の全ての人が共通に持つ大切な価値観の一つである」は肯定的にも否定的にも証明されていない。日本国憲法では、思想信条の自由を認めているのだから、国を愛するかどうかも各人の自由なのだ。「と考える」はある種の逃げ道だろう。こういうところはさすがに用心深い。

しかし、偏向しているだけでは、イデオロギーとまではいえない。政治的主張も、社会闘争性も、この部分には明記されていない。

学力調査については、全日教連の態度は日教組のそれとほとんど変わらない。子供の学力を重視する親ならば、全日教連でも日教組でも、いずれを支持してもほとんど同じだ。

http://www.ntfj.net/j/opinion/kyouinmenkyo.phpから引用:

教育は子供の一生を左右する営みであり、その意味において教員は極めて重要な役割を担っている。この自覚のもと、「教員としての必要な資質能力は、本来的に時代の進展に応じて更新が図られるべき性格を有している」との基本的な考え方を示したことを評価する。教員免許状に一定の有効期限を付し、その時々で求められる教員として必要な資質能力が確実に保持されるように必要な刷新を行うことは、教育に対する国民の期待に応えることになると考える。

教員免許更新制を主張しているのが、全日教連の最大の特徴だろう。

参議院で野党が大勝した時にも、自民党の麻生総理への支持率が極端に低かった時にも、全日教連は教員免許更新制に賛同する主張を引っ込めてはいないのだから、現段階で、この部分は政治的主張にはならない。

基本理念がいささか偏向していても、全体として、全日教連はそれほど極端な考え方を持つ団体ではなさそうだ。

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