最近、ハイテク未公開株への出資を誘う怪しげな「ファンド」から時々電話がかかってくるようになりました。
出資対象として紹介される会社そのものは実在しているようですが、「ファンド」から送られてくる資料にその会社のウェブサイトは紹介されていない。
出資対象会社のウェブサイトには、出資者にとって最重要な判断材料であり、筆頭株主になっているはずの「ファンド」について、何の言及もなく、その会社がそもそも出資を募っているという情報も記載されていない。
出資対象会社に「ファンド」について問い合わせても、返答がない、または、そういうことを否定する返答が返ってきます。
仮に出資対象会社が「ファンド」との関係を認めたとしても、なお、そういう会社に投資するべきではない。日進月歩の世の中で、強みとなる技術はどんどん入れ替わります。会社が現時点での技術よりも、投資家や製品購入者に対する会社の態度や、会社の組織としての質こそが、会社の長期的な成功を決めます。出資者に対して重要な情報を公開しない会社に投資すれば、不本意かつ不愉快な結果に終わるでしょう。
最後に、昔からの知恵を紹介しておきましょう。
「儲け話を電話で聞くことはできません。儲からない話だから、電話がかかってくるのです。」