民主党側の候補であるオバマ氏は黒人であると当然のごとく認識されているが、この認識は真実の半分しか捉えていない。彼の母親は白人なのだから、オバマ氏は半分ほど白人でもある。
オバマ氏は「地球の子」といっていいほど多様な背景を持っている。
父親はケニア人、母親はアメリカ人、そして、母親の再婚相手である義父はインドネシア人である。
父親はイスラム教徒だったが、当人はキリスト教プロテスタントであり、ハワイに生まれ、インドネシアで幼少期を過ごした。
この人が大統領になれば、アメリカは間違いなく変わる。アメリカがさらにアメリカになる。
アメリカ人でない人がアメリカ人になる国、それがアメリカなのだ。ただし、現在、褐色化が進むアメリカで、この不文律は再度の証明を必要としている。褐色の人々が真の意味でアメリカ人として認められるかどうかが、今回の大統領選にかかっているのである。