光市母子殺害事件と加害者元少年への死刑判決
ある意味、元少年への死刑判決で、司法は立法と行政に対処を投げたことになる。
死刑の無期懲役の間の隔たりは大きい。死刑では囚人は殺される。無期懲役は刑期が決まっていない懲役なので、現実には16~17年で囚人は出所することが多い。本来は間に終身刑が必要だが、費用がかかることを懸念してか、立法府に終身刑新設の動きは乏しい。
そんな中での光市母子殺害事件裁判でのこの死刑判決は、実質的には終身刑になることを期待してのものだろう。死刑の執行をずるずると延期し続ければ、それで終身刑になる。
(ところで、私の記憶が正しければ、凶悪犯罪者の受刑後再犯率は10%前後だ。再犯が起これば、判事、検事、弁護士など、多くの高額所得者に再度お金を払う羽目になる。無期懲役よりも終身刑の方が、多分、安上がりになるだろう。)
