捕鯨[2] 

(この記事は、comment223での指摘を受けて、blog-entry-827を訂正したものです。)

日本人のごく一部が商業捕鯨で捕獲したいと考えているクジラの種の個体数が3万頭ほどでは、少なくとも、絶滅危惧種としてVU指定を受けても仕方のないことだと思われます。国際会議で、「クジラは可愛いから殺すな、食べるな」という発言があったのではありません。

2001年の統計では、世界の主要牧牛国で約10億頭の牛が飼育されています。

肉牛の体重を300kg、鯨の体重を60tとしましょう。鯨は牛よりずっと大きい動物ですが、鯨肉を牛肉と同じように気楽に食べることができるようになるには、捕鯨対象となっている鯨の種の個体数が500万頭ほどになっている必要があります。

単に肉量を計算すると、野生の鯨を捕獲して食べたいという主張は通りそうもありません。

どうしても鯨を食べたいならば、鯨を養殖するよりほかはなさそうです。日本人がどうしても鯨肉を食べたいのであれば、当然、養殖するでしょう。しかし、養殖に向けた研究の動きはありません。それほど鯨を食べたいと思っていないのではないでしょうか?


[2008/02/20 22:17] 無分類 | TB(0) | CM(0)