音楽 ― 『だんご大家族』 

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京都アニメーション制作の『CLANNAD』のエンディングテーマをスペクトラム分析してみた。

冒頭にボーカルと旋律パーカッション(マリンバかシンセ?)の同度ユニゾンがあり、最後の30秒くらいも同様のユニゾンだ。この間、ほかの楽器は一切鳴っていない。ボーカルも1人だけだ。

図の中で赤色は各周波数帯のピークボリュームを、薄紫は各周波数帯の35秒平均ボリュームを表している。つまり、薄紫はユニゾン部分の分析結果だ。

この同度ユニゾン部分の帯域の厚みに驚かされる。

声だけだと周波数帯域の細い音楽になってしまうが、倍音を豊かに含むパーカッションをテンポ等間隔刻みではなく、ボーカルに完全追従させることで、帯域をうまく膨らませている。

これと似たようなことをやった作曲家としてまず思い浮かぶのは、ドビュッシーと並んでフランス印象派を代表するラヴェルで、『ボレロ』では金管楽器の旋律にスネアドラムが追従して、周波数帯域を膨らませている。


[2007/10/30 06:37] 音楽 | TB(0) | CM(2)