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京都アニメーション制作の『CLANNAD』のエンディングテーマをスペクトラム分析してみた。
冒頭にボーカルと旋律パーカッション(マリンバかシンセ?)の同度ユニゾンがあり、最後の30秒くらいも同様のユニゾンだ。この間、ほかの楽器は一切鳴っていない。ボーカルも1人だけだ。
図の中で赤色は各周波数帯のピークボリュームを、薄紫は各周波数帯の35秒平均ボリュームを表している。つまり、薄紫はユニゾン部分の分析結果だ。
この同度ユニゾン部分の帯域の厚みに驚かされる。
声だけだと周波数帯域の細い音楽になってしまうが、倍音を豊かに含むパーカッションをテンポ等間隔刻みではなく、ボーカルに完全追従させることで、帯域をうまく膨らませている。
これと似たようなことをやった作曲家としてまず思い浮かぶのは、ドビュッシーと並んでフランス印象派を代表するラヴェルで、『ボレロ』では金管楽器の旋律にスネアドラムが追従して、周波数帯域を膨らませている。