ISAFと自衛隊と日本国憲法 

戦力を行使する不滅の自由作戦に、日本は武力を行使しない形で現在参加している。万が一やるとしたら、アフガニスタンで治安維持などの活動を行っているISAFへの参加も、多分、似たような形になるだろう。

日本国憲法に絡んだ案件としては、日本が交戦権を行使することになるかどうかが重要な点で、インド洋の自衛隊の指揮監督権は日本政府が握っているのだから、仮にインド洋で日本の自衛隊とどこかの武装勢力が交戦状態になると、日本が交戦権を行使したことになる。これは憲法に反する。

一方、既に国連に承認済みのISAFの指揮監督権を握っているのはNATOなので、ISAFに提供された自衛隊がどこかの武装勢力と交戦状態になっても、交戦権を行使したのはNATOということになり、憲法に反しない。

ISAFに参加すべきかどうかという案件は、憲法に反するかどうかという法律的な案件ではなく、政治的な案件となる。

もちろん、合法であっても日本の利益となるとは限らないのだから、検討は十分な慎重さを伴っていなければならない。


[2007/10/27 15:46] 無分類 | TB(0) | CM(0)