経済思想と経済実体 ― インフレ&デフレ、ケインズ&フリードマン
平均所得の1万倍の所得がある人は、1万台の車を購入したりしない。フェラーリは高級車だが、軽自動車1万台分の価値はない。
所得額の大きい人は、余った分を蓄える。平均の1万倍の所得のある人は、平均の1万倍以上に貯蓄することになる。これは経済をデフレ方向に引っ張る。基本的に、格差が大きいほど、デフレが進む。(ケインズが「インフレは吸収できる」という持論を唱えていたのも、それが、「経済において強者と弱者が必ずいる」ということに近い確実性があったからだ。)
多くの企業の財務内容には負債が含まれるので、デフレ率を超えて、企業従業員の受け取り可能報酬実質額は下がる。一般に、企業はこの問題を従業員削減で解決する。基本的に、デフレが進むほど、格差はさらに拡大する。(逆に、スタグフレーションに至らない範囲では、インフレが生じた場合、借金の実質目減りがあるので、インフレ率を超えて、企業従業員の受け取り可能報酬実質額が上がる。)
フリードマンが提唱した負の所得税制度を導入すると、貧しい層に回った現金はすぐに市場を循環するようになる。これは、量的な金融緩和政策で中央銀行における各商業銀行の預金額を水増しするよりも効果が高い。
インフレ動向指数 ver. 2.00
商品相場の動向から、将来のインフレを予測するもの。−
| 日付 | 半年前から | 1年前から | 2005.02.01から |
| 2007.10.19 | +2.97% | +10.40% | +14.85% |
| 2007.10.18 | +2.69% | +10.37% | +14.68% |
| 2007.10.17 | +2.28% | +10.06% | +14.23% |
| 2007.10.16 | +2.19% | +9.97% | +14.03% |
| 2007.10.15 | +2.07% | +9.78% | +13.71% |
ver. 2.00では
トウモロコシ、大豆、小豆、アラビカコーヒー、粗糖、白金、ガソリン、ゴムの先限の移動平均を元に、日々のインフレ率を算出している。
トレーディング用のシステムの売買の基準となる移動平均を指数の算出に直結させている。
新補での調整は始値または前場第1節の価格を基準にしている。
