インフレ動向指数
商品相場の動向から、将来のインフレを予測するもの。−
| 日付 | 半年前から | 1年前から | 2005.02.01から |
| 2007.08.17 | −6.02% | −7.21% | +6.95% |
| 2007.08.16 | −5.16% | −6.71% | +7.85% |
| 2007.08.15 | −4.52% | −6.44% | +8.41% |
| 2007.08.14 | −4.16% | −6.33% | +8.80% |
| 2007.08.13 | −3.84% | −6.24% | +9.11% |
トウモロコシ、大豆、小豆、アラビカコーヒー、粗糖、白金、ガソリン、ゴムの全限月の平滑平均を元に、日々のインフレ率を算出している。
宗教という問題の解決について
経典を文字通りに解釈すると、イスラム教そのものはキリスト教より寛容だが、イスラム教徒たちも歴史上、キリスト教圏に侵略したり、異教徒たちに改宗を強制した歴史を持っていて、スペインには当時の名残としてアルハンブラ宮殿が残っている。
現在のイスラム圏の不寛容性を、専らに西洋の民族国家主義の影響の結果とするのは、やや無理があると思われる。
基本的に、真理を信仰によって定義するのが宗教、説明によって定義するのが哲学、証明によって定義するのが科学で、説明や証明がある程度の客観性を保証するのに対し、信仰はそうではない。ゆえに、宗教は何にせよかなり不寛容なのだ。(仏教も例外じゃない。例えば、釈迦は出家者に音楽の演奏と鑑賞を禁じた。)
ヨーロッパ文明において、思想でも学問でも、ギリシア文明やローマ文明は、中世のキリスト教文明よりも進んでいた。ヨーロッパ文明の思想部分はキリスト教によって一旦リセットされたので、中世の暗黒の1000年間を経験する羽目になった。中世が終わったのは、キリスト教成立から1395年後のことである。
イスラム教はキリスト教より約622年遅れて成立したので、イスラム圏の人間がヨーロッパと同程度に賢いと仮定すれば、イスラム文明で中世が終わるのは2017年ということになる。
アメリカの中東政策の間違いは、思想面で幼稚なイスラム圏に、価値観の多様性などの個人の試練を前提とする自由民主主義を無理やり持ちこもうとしたことだ。
ところで、ブッシュ政権は自由民主主義の押し付けを正当化する目的で、フランシス・フクヤマの人気論文『歴史の終わり』を引っぱりだしたといわれているが、『歴史の終わり』には、むしろ、あらゆる文明が寛容な民主主義体制に自然に到達することが説かれている。人間の優越願望と対等願望を同時に満たせる政治体制は他にない。
放置されれば、イスラム圏は徐々に寛容になって民主化し、イスラム教そのものも衰退するでしょう。宗教という問題については、時間の経過による改善を待つしかない。
